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My memories・・・ 思い出の一枚・・・《種子野輝夫》

チームメンバーそれぞれにもっとも思い出に残る1枚の写真について語ってもらう企画です。
第3回目の今回は、前回の平野選手と同期入社で入部4年目を迎えた種子野選手に語ってもらいました。
度重なるケガや故障で10ヶ月戦列を離れていましたがようやく回復し、現在はレース復帰へ向けて合宿等で順調にトレーニングを行っています。


2007年8月3日 平成19年度全国高等学校総合体育大会(2007青春・佐賀総体)
陸上男子1500m決勝
会場:佐賀県総合運動公園陸上競技場

この写真は高校3年生の時に出場した全国高校総体陸上(インターハイ)1500m決勝レースの写真です。4番目でひときわカラフルなユニホームで走っているのが私です。

安川電機陸上部の拠点である北九州市で育った私は、中学生の時から陸上を始めました。3年生の時に出場した市内中学駅伝大会で区間賞を獲得したことから、高校駅伝の強豪校などに誘われましたが、自分のペースで練習しながら陸上を続けて行くことに決め、地元の若松商業高校に進学しました。
※実は坊主頭にしなくてよかったことも進学先を決めた一因です。
 

そんなマイペースで取り組んだ高校での陸上競技生活で、地道に3年間練習に励んでいましたが、3年生の時に念願のインターハイに1500mで出場することができました。初めての全国大会で絶対に活躍したいという気持ちを持って臨んだ予選で、思いのほか好い走りができて、余裕を持って決勝進出を決めることができました。
 
予選を走った感触から決勝では外国人選手には敵わなくても、日本人選手トップでの3位を目標にしました。決勝当日は台風接近に伴って雨と強風で、スタート時刻も大幅に遅れてしまうなどコンディションが物凄く悪くなりました。しかし、集中が途切れないように自分にとって理想のレース展開を何度もイメージしながらスタートしました。
レースはラスト1周まで集団が崩れず、外国人選手が一気にスパートして自分を含め何人かの選手が追いかけましたが、追いつくことができずそのままなだれ込むようにゴールしました。
 
結果は5位入賞で目標の日本人選手トップでの3位には届かず悔しさは残りました。しかし、それよりも走りきった達成感があり、まだまだ自分は活躍できると思いました。そしてすぐに、もっと強くなって上を目指そうという気持ちに切り替わっていました。
 
 
実業団チームに入って苦しいことや、なかなか結果を残せず悔しいことが多いですが、あきらめずに日々の練習に取り組めるのは、あの大きな舞台でレースがしたいという思いが支えになっています。そんな私にとって思い出の一枚です。

種子野 輝夫