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【選手コラム】中本 健太郎「断捨離」



選手たちに自身に語ってもらうコラムです。
第9回目は、入社14年目の中本健太郎選手に語ってもらいました。



 
 
今回のコラムのネタを考えた時に、特に趣味やマイブームもないので何を執筆しようか悩みましたが、時たま衝動に駆られて行ってしまう断捨離について書いてみようと思います。
 
 
私は思い立ったら夜中でも断舎離を始めることがあります。ただ夜中は気持ちが高揚しすぎてグレーゾーンも断舎離してしまうので、後々後悔することもあります(笑)。

そもそも断舎離とは、「不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想」という提言者による造語らしいですが、私の場合は「トランク一つで旅に出る!」と寅さんのような事が出来ればと夢見ています。ただ現実的には難しいので、常日頃から自分が所有する物を必要最低限にしたいと思っていて、どちらかと言えばミニマリスト寄りの考え方かもしれません。(心のこもった贈り物、思い入れのある物は大切にしています)

また競技生活においても断捨離の思想を用いる事があり、特に良くなかった試合結果や練習内容は、スパッと気持ちを切り替え、結果の良かったレースも、喜びもそこそこに次の目標に向かって進むようにしています。(昔は悪い流れを練習や試合に引きずり、そこからスランプに陥った苦い経験があるので)

と言っても「失敗したからまた次でいいや」ではなく、失敗の原因を追究し次に活かすことが大事で、「失敗を改善すれば成功に繫がる」と信じ、改善後は失敗した原因を断舎離するようにしています。

その思想のおかげか、最近では練習や試合でも連続して大きく失敗することがなくなりました。

しかしながら断舎離してきた物や事柄も自分を成長させてくれた証です。経験のある人も多いかと思いますが、自分に似合わない服や全く使わなかった物も「なぜ購入したのだろう?」と気づかせてくれただけでも、価値はあったと自分に言い聞かせて泣く泣く断舎離しています。
 
 
最後に余談ですが、毎朝自宅で飲むコーヒーコップは100円ショップで購入した物なのですが、どれだけボロボロになっても淵が欠けてからも、何故か頑なに使い続けています。

安川電機陸上部
中本 健太郎