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【選手コラム】久保田 大貴「感謝の気持ち」



選手たちに自身に語ってもらうコラムです。
第12回目は、入社13年目の久保田 大貴選手に語ってもらいました。



この写真は初めて走った九州実業団毎日駅伝の写真です。
入社7年目。既に25歳を迎え若手とは言えない年齢になっていましたが、初めてのチームの駅伝で、新鮮な気持ちというか失うものは何も無い的な気持ちで八木山を上った事を覚えています。
結果として区間賞を獲得することができ、今まで諦めず頑張ってきて良かったなと報われたような気持ちになれたのを覚えています。

今年度で入社13年目、31歳になりますが、この年齢まで自分が第一線で走っているとは正直思ってもいませんでした。

私が入社した時の安川電機はニューイヤー駅伝7位、翌年が4位、また2011年は最終区まで優勝争いをするなど、現コーチの小畑さんや、飛松さんを始め強い先輩方ばかりで、中々チームの駅伝(戦力)に入る事ができず、6年間良い経験もさせてもらえたと思う反面、あの当時は非常に苦しい時でもあったなと今でも思います。

ですが、そんな中でも自分を見捨てず指導して下さった監督チームスタッフには感謝しかありません。今現在故障で走れない日々が続き、焦りがあるのは事実ですが、昔の苦しい時を思い返せば全然苦にならないなとポジティブにリハビリ・治療に励んでいます。

またあと一つ、私がカムバックしたい理由があります。それは家族の存在です。

私の一番の支えは家族です。3歳になる娘の存在は大きいです。
俗に言うイヤイヤ期?で怒ってしまう事も度々ありますが、落ち込んだ気持ちを忘れさせてくれ、身体の疲れも吹き飛んでしまいます。
パパが走っていることは何となく理解しているようですが、大きくなっても記憶に残ってくれるくらいまで頑張りたいなと思うようになりました。

また2016年に起きた熊本地震では、私の実家も全壊し両親は被災しました。
そんな陸上どころでは無い時でも、父と母は自分達の事よりも私の体調や状態を気にかけてくれ、私が走る姿を楽しみにしてくれていました。
自分が今できる事は走る事なのでもう一度、とは言わず二度三度、両親に元気や喜んでもらえる走りがしたいと思っています。
たくさんの方々の支えがあり、こうやって今も走ることができている事を忘れず、感謝の気持ちを持って全うしたいと思います。

安川電機陸上部
久保田 大貴