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【選手コラム】北島 寿典「『酒飲み書店員大賞』について」



選手たちに自由に語ってもらうコラムです。
今年度の第7回目は、入社13年目の北島 寿典選手に語ってもらいました。



 
 
以前、ある作家さんのブログを読んでいたら、「酒飲み書店員大賞を受賞」という、興味深い一節に目が留まりました。芥川賞や直木賞など、文学賞は様々ありますが、「酒飲み書店員大賞」なるものはそのときはじめて知りました。

名前のインパクトもあり、気になってその文学賞を調べたところ、「酒飲み書店員大賞」とは、お酒と本を愛する千葉県の書店員さんが始めた文学賞のことで、出版から1年以上経った文庫本が選考対象とのことでした。
私もお酒と本を愛している、というと言い過ぎですが、大好きなので、この時点でこの賞は信用できると確認しました。そうなると、他の受賞作、候補作にも興味がわいて、調べていろいろ読んでみました。

受賞作や候補作はどれもはじめて聞くタイトルばかりで、それどころか、作者の名前でさえはじめて聞くような作品も多くありました。ですが読んでみると、「酒飲み書店員大賞」という名前に相応しいような笑える作品が多く、どれも自分好みの作品でした。

この賞は、選考対象にジャンルの縛りがないので、今まで触れることのなかったジャンルを読むきっかけになり、かつ、そのようなジャンルの中にも、好みの作品がたくさんあることを知るきっかけにもなりました。この賞で知った宮田珠己さんや三羽省吾さんは、大好きな作家となっています。

また、この賞は対象作品が文庫本なので、受賞した時点ですぐに1000円未満で購入できるという利点もありました。

直近である2018年は、『奇譚を売る店』という作品が受賞しました。
この本は古本屋についての話なので、世界観を堪能するために古本屋に足を運んでみるのもオススメです。

最近はなかなか読書をする時間がないのですが、「酒飲み書店員大賞」はこれからもチェックしていきたいと思います。

安川電機陸上部
北島 寿典


<北島選手の過去のコラム>

●2019年2月15日「絵本について」

●2011年11月7日「My memories ・・・思い出の1枚・・・《北島寿典》」