2022年度 退部者のお知らせ
2022年度退部者のお知らせ
2023年2月28日をもちまして、北島選手、山口選手、山瀬選手の3名が安川電機陸上部を退部いたしましたのでお知らせいたします。
在籍中は温かいご声援、ありがとうございました。
■退部者
北島 寿典 選手
5000m 13分52秒62 / 10000m 28分08秒53 / マラソン 2時間09分16秒
▲第71回びわ湖毎日マラソン2位
<コメント>
ここ数年は日々体の衰えを感じるようになり、昔のような思い切った練習やレースができなくなっていることに、もどかしさを感じることがありました。
ですが、その衰えによって、競技への向き合い方に変化が生まれ、考えたり、工夫したりするようになりました。新しい気づきもありましたし、これまでの考えを変えるきっかけにもなりました。年齢を重ねたことで、競技に対して、新たな楽しみややりがいを感じていました。
"ベテラン"や"長老"と呼ばれることも、私自身は個性のように感じていました。また、『他チームの"ベテラン"選手とだけは競り合っていたい』という気持ちが競技生活を続けるモチベーションになっていましたし、『この先引退する理由が全く浮かばない』と、ずっと思っていました。
しかし今シーズンに入って、同じようにこの歳まで頑張っている他チームの"ベテラン"選手のことを、重圧に感じるようになりました。
『すべての選手に勝てなくても、同じような立場の"ベテラン"選手とだけは競り合っていたい』という気持ちが、実業団チームという立場で競技をする選手としての矜持だと思っていたのですが、それがなくなったと感じたとき、引退すべきなのではと考えるようになりました。
『最後は今年のニューイヤー駅伝で』という思いで1年間取り組みましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。しかし、やり遂げた、やり切ったという思いに変わりはありません。
今まで本当に多くの方々のおかげで、ここまで歩んでくることができました。皆さんの応援が支えとなり、そして、やりがいにもなっていました。
最後の最後まで、やりがいを持って競技に取り組むことができ、本当に充実した競技人生を送ることができました。ありがとうございました。
これからも、安川電機陸上部の応援を、どうかよろしくお願いいたします。
山口 晟弥 選手
5000m 14分14秒16 / 10000m 29分27秒77 / ハーフ 1時間03分44秒
▲2022年ニューイヤー駅伝7区
<コメント>
今年度を持ちまして、安川電機陸上部を退部することになりました。
北九州市出身の私にとって安川電機陸上部は小さなころから親しみのあったチームであり、まさに地元の星という存在だったので、憧れのチームに在籍し素晴らしい選手と競技ができてたことは幸せでした。
印象に残った試合や良い思い出というのは非常に少ないですが、3年目に九州実業団毎日駅伝と、ニューイヤー駅伝を走れたこと、またそこで大畑、古賀、谷川という同い年の3人と襷を繋ぐことができたことが、思い出として強く残っています。
実業団選手として4年間、陸上競技を始めてからは約12年半、怪我やハプニングが多く、順風満帆とは程遠い陸上人生でしたが、陸上を通して得られた経験や人との関わりは決して消えるものではなく、これから始まる新しい人生の助けになってくれるものと信じています。
最後になりますが、今まで応援してくださった方々に感謝をお伝えすると共に、ニューイヤー駅伝初優勝を目指す安川電機陸上部の悲願の達成を祈念して、退部のご挨拶とさせていただきます。
4年間本当にありがとうございました。
山瀬 大成 選手
5000m 14分09秒71 / 10000m 29分08秒97 / マラソン 2時間26分00秒
▲2023年別大マラソン
<コメント>
3年間という短い間でしたが、充実した毎日を過ごせたと思います。
中本さん、北島さんに憧れて安川電機陸上部に入部を決めました。そのお二人と走ることができたことは一生の思い出です。
最後の1年は思うように走れない日々が続きましたが、最後まで気持ちを切らさず練習を継続できたのは、これからの人生でプラスになると思います。
自慢できる結果は何一つ残せませんでした。それでもたくさんの応援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
今後も安川電機陸上部の応援をよろしくお願いいたします。
グルム ワルデ ツファ選手
5000m 13分44秒11 / 10000m 28分23秒55
▲2022年九州実業団陸上
<コメント>
今までたくさんの応援、ありがとうございました。