断固たる決意

大畑 和真

最近は1人でまったりする時間が好きで、休日に岩盤浴へ行ってマンガを読みながらゴロゴロ過ごすのがマイブームです。

初めの頃は暑くてすぐに出てしまっていましたが、今ではマンガを読むことに夢中になっていることもあり、気づいたら半日時間が過ぎていることがほとんどです。

普段全くアニメやマンガを観ることがないのですが、そんな私にも好きなアニメがあります。

数多くの有名なセリフがあるので、アニメを観たことがない方も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

 

「最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ」

 

スポーツマンとしてこのセリフは凄く心に響きます。

昨年に映画が公開されたことがきっかけで、再びこのバスケアニメにハマりました。

 

公開された映画は二回観に行ってきました。

劇場中が静まり返るシーンがあったのですが、何度観ても鳥肌モノです。

本物のバスケの試合を観ているような臨場感を味わえてとても面白かったです。

今度後輩たちを連れて三回目を観に行ってきます。

 

 

それほどまでに夢中にしてくれたアニメですが、私がしんどかった時に気持ちを奮起させるきっかけをくれたアニメでもありました。

 

チームのキャプテンになった今シーズンを振り返ると本当に苦しくてしんどくて、何度も心が折れました。

おそらく人生で一番泣いていた一年だったと思います。

もうキャプテンはやりたくない。そんな気持ちになっていた時に、あるセリフが私の心に突き刺さりました。

 

「全国制覇を成し遂げたいのなら、もはや何が起きても揺らぐことのない断固たる決意が必要なんだ」

 

その時の自分の心境に重なり、まるで自分に向けて言われているように感じました。

 

今年のニューイヤー駅伝は、チームとしてスタートラインに立つことが叶いませんでした。

チームをまとめるのも決して楽な道のりではなかったし、一年間、チームはこの日の為に走ってきたからこそ凄く悔しい気持ちでいっぱいでした。

でも、これまでに積み重ねてきた努力や経験が無くなるわけではなく、必ず来年の駅伝に繋がるものと信じています。

ここで逃げずにもう一度自分を奮い立たせて頑張ってみよう。そう思わせてくれるきっかけをくれたセリフでした。

 

どんな時も会社の方々は優しく接してくれて、「また次頑張ろう」といつも前向きな言葉をかけてくれます。

それが私のしんどかった時期の心の支えでもありました。

辛かった日々から逃げたい気持ちもありましたが、自分が成長するきっかけになると思い、来シーズンも再びキャプテンとして頑張ろうという気持ちになれました。

一年後に振り返った時に、あの時の経験があったからこそ成長出来たと思えるような一年に出来ればと思います。

 

今年の元日は、いつもは自分たちが走っている舞台を初めてテレビで観戦しましたが、普段競り合っている選手たちが走る姿は凄くカッコ良くて輝いていて見えました。

でも、それ以上に悔しかったです。

ニューイヤー駅伝を走ることは叶いませんでしたが、来年の元日で快走することが出来たら凄く良いストーリーになるなといつも妄想しています。

日頃から応援してくださる会社の方々には、やっぱり陸上部が活躍している姿を見せたいです。

妄想を膨らませたストーリーが現実となるように、そして、たくさんの人に応援してもらえるようなチームを築いていけるように「断固たる決意」を持ってまた一年駆け抜けます。

大畑 和真 KAZUMA OHATA

1997年03月22日生まれ

静岡県焼津市出身

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