精進練磨
鈴木 創士
もう2月になってしまいました。
私自身2023年1月に北九州市に移住をしてきたので、もうこちらに住んで1年経ってしまった、ということになります。
1年暮らしてみて、思うことは一つ、北九州はいいところだなと。。。。
まだ知らないところばかりなので少しずつ開拓していこうかと思っています。
さて今回のブログについては、先日出走した全日本実業団ハーフマラソンについて書こうと思っています。
今回の試合には特別な思い入れがありました。
それは、旧友との再会を果たす試合だったということです。
旧友とは、同じ高校に通っていた、太田直希選手(ヤクルト)と西澤侑真選手(トヨタ紡織)です。直希さんは一個上の先輩、西澤は同級生になります。
直希さん、西澤、鈴木、この三人は何か縁があり、練習では仲間として切磋琢磨し、いざレースにでるとバチバチで、インターハイ5000m、福岡クロスカントリー、その他諸々いろんな試合を同じユニフォームを着て戦ってきた。そんな関係でした。
中学、高校、大学の10年間同じチームや別のチームで、競い合ってきて勝ったり負けたりの、いいライバル関係でもあります。
そんな背景があった中の今回の試合。
序盤お互いに目が合うような位置に場所をとり、3人とも先頭集団の前方でレースを進めました。
レースが動いたのは10キロを過ぎてから、西澤が先頭に出てペースを上げました。
そこで何十人といた先頭集団は数えれる程度にまで減っていきました。
レースは終盤ラスト1キロ。先頭集団は9人ほど。この3人は最後の最後まで先頭にいました。
最終盤までもつれた結果は、
直希さん(ヤクルト) 2位
鈴木(安川電機) 4位
西澤(トヨタ紡織) 7位
でした。
お互いが負けたくないと思った結果ではないかと思いました。
レース後は3人でパシャリ。
きっとこの戦いは競技を続けている限り、続くのかなと思います。
今後も日本のトップレベルで競い合っていきたいと思いました。
また終盤まで先頭集団にいて14位だった、木村慎さん(HONDA)も同じ高校の先輩で、3月の東京マラソンの前の調整で走ったそうです。
実業団となると卒業大学をピックアップされやすいですが、高校のそんな関係性もあったのか、とレースをみていただくとさらに面白く陸上を見てくれるのではないかなと思いました。
そんなご紹介を今回はさせていただきました。
また今回は山口県であったのにも関わらず、同じ職場の方々など多くの方が応援に駆けつけてくださいました。
多くの方々の応援や支えがあってこのような結果を出せたと思います。
いつも応援ありがとうございます。
私たち安川電機陸上部の原動力が皆さまの応援や支えであると同時に、
私たちも皆さまに感動を与えるような走りができたらと思っています。
「すべては感動のために」
きっとスポーツには心を動かす力があります。
私は皆さまの心を少しでも動かせたらと思い、日々研鑽を重ねてまいります。
もし機会があれば一度現地での観戦をしてみてください。
人生をかけて走っている姿に何か感じてもらえたらと思います。
以上、鈴木創士のブログでした。