ハプニングだらけの海外一人旅

笠原 大輔

皆さん、こんにちは。

帰国子女の笠原です。

今回は、アメリカ・テキサス州サンアントニオにいる家族(祖父母・父・兄・姉)に会いに行ってきたことについて話していこうと思います。

色々あって、予想の1.5倍程お金を使う羽目になりました・・・。

 

私はこの夏、1人でアメリカ旅行に行ってきました。

フライトの予定は

福岡空港→ホノルル空港→ロサンゼルス空港→ラスベガス空港→サンアントニオ空港 到着!!

という流れだったのですが

ホノルル空港からロサンゼルス空港のフライトで問題発生。

ロサンゼルス空港に到着する予定が、約90㎞離れたオンタリオ空港に到着してしまったのです・・・。

何故到着する空港が違ったのか、それはアメリカに行く2週間前に急いで航空券を予約してしまい

しっかり確認せずに購入してしまったからです。

焦る気持ちを抑え、空港で一旦荷物を受け取り外に出ました。

どうやって約90㎞先にあるロサンゼルス空港に行けばいいのか、私の体に古畑任三郎が憑依し、Google先生に尋ねました。

心の声「え〜、遠いですね。しかし何か引っ掛かります。」

私は、焦りから気が狂っていたので走っていけるのでは?と考え計算を始めました。

約90kmの道のりを時速15kmで走れば約6時間。しかし25kgのキャリーケースがあります。

導き出した答えはズバリ!!!

おとなしく公共交通機関を使おうという答えに辿り着きました。笑

タクシーに乗ろうと思いあたりを探しましたが、1台も見当たりません。

そこで事前にインストールしていた「Uber」と言うアプリを使用しタクシーを呼ぼうとするもここでも問題発生。

日本にいるときに「Uber」の初期設定をする必要があったらしく、アプリでタクシーを呼ぶことができませんでした。 

そして夜も遅くなり、いよいよ後がなくなった私は最後の手段を使いました。

それは現地の人に話して助けを求めてみる!でした。

出川イングリッシュ(つたない英語だが、表情やジェスチャーで伝えること)で30分ほど話しかけているとついに一本の光が見えました。

仲良くなった女性の方がタクシーを捕まえてくれたのです!

そしてタクシーで約90kmの道のりを時速150kmで移動、、、

タクシーの料金メーターは大谷翔平の球速みたいに上がっていき

私の心拍数も180まで上がっていました。(スマートウォッチGarmin調べ)

料金は怖過ぎてハッキリと見てないですが、日本円で10万円以上はいっていたと思います、、、

トラブル続きでしたが、中間地点のロサンゼルス空港に到着できました!

しかし、到着してからも問題発生。

ロサンゼルス空港に到着したのは夜中の24時あたり。次のフライト時刻は朝7時、、、

暇な時間が6時間もあり、待機場所も外だったので常時警戒しながら過ごすハメになりました汗

そして、無事に6時間を過ごし、空港で受付をして飛行機に乗れました。まずラスベガス経由します。

↓ラスベガス空港内の写真です。

ラスベガス空港内にもカジノがいくつかあり、目に入ってくるもの全てがキラキラしていました。

身長190センチはあろうかという大柄な人がたくさんいて、自分がとても小さく感じました。保育園児に戻った気分でしたね笑 

また、通路の端には寝ている人が大勢おり、日本では見かけない光景だったので衝撃を受けました。

次のフライトでは窓側の席だったので、アメリカの広大な大地を見ることができました。

私が見ていた世界は小さいと感じつつ機体は常に揺れていたので墜落しないか不安でした。

ようやく目的地に着くとワクワクとドキドキでいっぱいでした。

長旅から解放された影響でハイテンションになってしまい、近くにいた人に躊躇なく話しかけていたら、気づいたら仲良くなっていました!

空港で荷物を受け取るとアメリカに住んでいる家族に歓迎してもらい、サンアントニオの街紹介をしてもらいました。

サンアントニオの町で印象的だった3つのことを紹介したいと思います!

 

1つ目はTycoon Flats(タイクーン・フラッツ)と言うハンバーガー屋。

本場のハンバーガーは 味・大きさが規格外。なんと言っても店の雰囲気が日本と全く違うと感じました。

店員とお客が知り合いだったの?!と疑いたくなるほどフレンドリーで

ようやくハプニングだらけの移動から一息つくことができました。

メニュー表を見るとフルーツハンバーガーという名の珍しいハンバーガーがあり

見た目もものすごく美味そうだったので、好奇心を抑えきれず注文しました!

現地の人と談笑しながら待っているとついにフルーツハンバーガーが届きました。

食べてみると甘いFruitと肉肉しいPatty。そして規格外のデカさ!!!

まさに映画ランボーのように理不尽な固定思考をぶち破る味をを感じさせてくれました。

テキサス州サンアントニオに2店舗しかないので

サンアントニオに来たらこの店は絶対行った方がいいです!!

 

2つ目に紹介するのはThe McNay Art Gallery(マックネイ美術館)です。

この美術館はとてもユニークな作品が多く、日本の作品もあります。

狩野派らしい作品や浮世絵の2種類の作品があり驚きました。

話は少しそれますがサンアントニオには日本庭園と言う場所があり、そこは日本の昔ながらの外観が広がっていていました。

ここサンアントニオは日本の文化が他の土地より多く感じました。

話を戻します。

マックネイ美術館を周っていると、どうしても忘れられない作品が1つありました。

見た目が凄く魅力的に感じ、まさに運命的な出会いを果たした!と、思っていたのですが、絵を見るのに夢中になりすぎて、名前を確認するのを忘れていました。。。笑

ただ、美術館の中にある小さなお店にその作品のレプリカが売られていたので

スーパーで黒毛和牛(半額)に飛びつく主婦のようにそのレプリカに手を伸ばしました。

一緒に来ていた優しい姉が購入してくれたので、とても感謝しています。一生の宝になりました。

今は、部屋の一番目立つ場所に大切に飾っています。

 

3つ目に紹介するのはHistoric Market Square(ヒストリックマーケットスクエア)です。

サンアントニオはメキシコの国境に近いのでメキシコの文化が多くありました。

ここでは映画リメンバー・ミーの中で過ごしているような気分になれました。

そして、Boone‘s Cafe(ブーンズ・カフェ)というお店でメキシコ料理を実食!

味の感想は幼少期にアメリカで過ごしていた時を思い出させる味で

私にとっての故郷の味はここにあったのか!と思いました。

また、冬になると雰囲気がガラッと変わるらしいので機会があれば

冬のアメリカも体験したいなと思いました。

 

アメリカでの休暇を満喫し、いよいよ帰国の日がやってきました。

サンアントニオまでの道のり以外はとても楽しい旅だった・・・

と、書ければよかったのですが、実はもう一つ問題が発生していました。

②で紹介したマックネイ美術館を見た後に日本へ帰国する予定でしたが

帰路に台風が発生し飛行機が欠航してしまったのです。

日本までの航空券を再購入し、アメリカで+3日間過ごすことになりました。

少し時間が経ち状況を整理するとラッキーなのかもしれないと思う気持ちと

予想以上にお金が掛かっている現実にショックを受けながら+3日間も全力でアメリカを満喫しました!

もしサンアントニオに行きたいと思った方がおられましたら、街の人達はすっごく優しいのできっと素敵な旅をする事ができますよ!

 

最後に。

今回の旅で生々しい話をするとボーナスくらいのお金を使う羽目になってしまいました。

ですが旅の中でドラマのような時間を過ごすことができたので

お金以上の経験・思い出を作れたので、とても満足しています!

海外をゆっくり堪能できる時間があれば、もっと緻密にスケジュールを練って行ってみたいです。

皆さんも海外へ旅に行く時は、あえて適当な準備をして行くことをオススメします!

ドラマのような体験が出来るかもしれません笑

 

唐突ですが陸上競技について話しますと

まだまだ未熟者ですので日々の積み重ねを大切にして

先輩からのアドバイスを生かしたり、現在課題である長い距離の苦手意識を払拭できるよう

頑張りますので応援よろしくお願いします。

笠原 大輔 DAISUKE KASAHARA

2004年07月28日生まれ

佐賀県多久市出身

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