思い出

安川電機は福岡県北九州市八幡西区黒崎に本社を構え、入社と同時に八幡に移り住みましたが、そもそも私の母が八幡出身とのこともあり、幼いころから祖母の暮らす黒崎にはよく遊びに来ていました。
当時の黒崎には黒崎そごうや黒崎井筒屋(現在も営業中)、トポス黒崎店があったりと、よく祖母に連れられて買い物に行っていました。また帰り道の途中でシロヤベーカリー(現在も大盛況です)に立ち寄り、お店一番人気のサニーパンを買ってもらうのがとても楽しみでした。

▼サニーパン

また祖母の家の近くには桃園公園があり、様々なスポーツを楽しめるレクレーション施設の他に、プラネタリウムを備えた「北九州市児童文化科学館」があり、そこには1931年製造のD51(蒸気機関車)やブルドーザーなどの本物の重機が遊具として展示されています。
今も実際に乗って遊ぶ事が出来ますが、幼いころの私もこれらの重機に乗っては操縦し(た気分になっ)て遊んでいました。

▼D51蒸気機関車

また桃園公園には、たくさん体を使って遊ぶことの出来るわんぱく広場があるのですが、わんぱく広場の歴史は古く、北九州市制15周年記念事業として1978年5月に完成し、40年以上が経つ今でもわんぱく広場は多くの子供たちの遊び場として愛され続けています。私も休日には子供らと一緒に遊びに行っています。

▼わんぱく広場

今年で安川電機に入社して15年目となり、時代と共に変わり行く街並みを見てきていますが、その中にも変わらない風景と思い出を探しながら今もこの街で走り続けています。

安川電機陸上部
中本 健太郎

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